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FMV-Biblo NF/G50 のファン交換(+キーボード交換)

分解マニアの方々、毎度です。そうでもない方、お疲れ様です。
今回も、バラシ系記事です^^;
 それしかネタがないというわけでもないのですが、探してもあまり情報が出てこないことが多いので、自分の覚書みたいなものです。
例のごとく、挑戦される方は、自己責任でお願いします。

 さて、今回は、FMV-Biblo NF/G50をばらします。意外と人気のある機種なのか、巡りあうことの多い機種ですね。
故障箇所としてはCPUファンの故障です。電源入れると、こんなエラーが出て、起動しないのですよ。
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ついでにキートップが2つほど無いので、新品のキーボードに交換します。

 この手の場合、簡単なときは、ファンに詰まりに詰まったホコリを除去してあげるだけで、治る場合もあります。わざわざ分解しなくても、電源OFFにしておいて、エアーダスターなどを排気口から吹き付けてあげれば大丈夫。ホコリが変なところに入ってショートすることがあるという方もいますが、今のところ見たことはないです。責任は持ちませんが。

 でも、今回は違います。完全にファンが壊れていました。マザーボードの端子までは電圧来ていますが、ファンはぴくりともしません。この場合、液晶部以外をほぼ全バラシして作業しなくてはいけません。面倒ですね。


1.とりあえず、バッテリと裏蓋は外しましょう

 簡単に外せるものは外してしまいます。特にバッテリはショートの原因にもなりかねないですしね。
 キーボードの交換のみの方は3項まで飛ばしてよいです。

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ついでにHDDとメモリも外してしまいます。HDDは単に分解するのに邪魔なため、メモリは外さなくても分解は可能ですが、一応邪魔にならないようにです。


2.光学ディスクドライブ(DVDマルチスリムドライブ)を外す

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 次に光学ディスクドライブを外します。上の写真の□で囲っているところのネジを2つ外せば、簡単に引き出せます。
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基板まで行きたい方は、今のうちに残りのネジも全てはずしてしまいましょう。
外し忘れに気をつけてください。
あ、ここで裏のネジを全て外しても、裏蓋は外れませんので、ムリしないように!
外した後のネジはこんなかんじです
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3.ヒンジのカバーを外す

 次にヒンジ部分にあるカバーを外します。ヒンジカバーはネジ1本で止まっています。それを外し、手前に倒すようにすれば簡単に取れます。
もちろん、左右とも外してください。
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4.キーボードを外す

 いよいよ裏蓋を完全に外すのかとおもいきや、ひっくり返して、液晶画面部(蓋?)を開きます。
今度はスイッチ部分のカバーとキーボードを外します。

    ここからはくれぐれも慎重に作業してください!

まずは、小型のヘラやマイナスドライバなどで、スイッチ部分のカバーを外します。爪で止まっているだけなので、キーボード側からヘラを突っ込んで、上に持ち上げるようにペキペキ外していきましょう。
外れたら、そっと上に持ち上げ、ひっくり返すようにします。フィルムケーブルがつながっているので、くれぐれもいきなり持ち上げて外そうとしないように!
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 つぎにキーボードを外します。これもリボンケーブルでつながっているので、手前にひっくり返すようにします。両面テープで固定されていることもあるので、外れにくいですが、慎重に行ってください。どうしても外れない時はドライヤー等で軽く温めると外しやすくなります。
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つづいて、スイッチパネルとキーボードのフィルムケーブルを外します。
フィルムケーブルはコネクタの爪で固定されています。くれぐれも無理やり引っ張らないように!
爪はいくつかパターンが有りますが、今回は外側(フィルムが出ている方向?)へ爪を引っ張りロックを解除します。フィルムケーブルはデリケートなので、くれぐれも曲げたり、端子に触らないようにしましょう。
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キーボード側も同じように外しましょう。
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こんなかんじになりましたか?
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5.各種コネクタケーブルをはずす

次に各種コネクタケーブルを外します。
外すのは右上のスピーカーケーブル。中下あたりにあるトラックパッドケーブル、左上のWi-Fiアンテナ、そして、液晶パネルにつながっているグラフィックケーブルです。
今回は液晶は外しません。外す場合はヒンジのネジも取ります。
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スピーカーケーブルは手前に引っこ抜くだけです。慎重に行ってください。

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Wi-Fiアンテナとグラフィックケーブルは上に持ち上げて外します。

トラックパッドのケーブルもロックしている爪を外して抜きます。
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6.上蓋を外す

 ここまできたら大詰めですね。
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ここで見えているネジを外します。△マークがついているので、はめるときも安心?
右上の方にも一本あるので、見逃さないようにしてください。
 全部外れたら液晶パネルの自重で外れながら倒れてしまう可能性があるので、最後のネジを外すときには液晶パネルを手で支えてあげてください。
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無事に上蓋は外れましたでしょうか?

7.基板を外す

今回の交換対象であるCPUファンを外すには基板(マザーボード)を外す必要があります。
左側のPCカードスロット側から、そっと持ち上げて外してください。外しづらい時はPCカードスロットを固定しているネジを外して、すこし歪ませるようにして外すとよいかも。
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電源部分は別パーツですねぇ。充電がされないという場合、ここが原因ということはあまり考えられないかも。
実際、CMOSバッテリ交換したら充電不可状態が治ったという実例があります。もちろん、バッテリが壊れた・ACアダプタが壊れたという場合もあります。
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こちらが交換対象のCPUファン
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ネジを外し、コネクタを外して、新品と取り替えます。こんなしょぼいファンでも結構いい値段するのが悲しいです。

型番はMCF-S6055AM05B DC5V 330mA 東芝テクノロジー社製ですね。
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今回はCMOSバッテリもヘタっていたので、ついでに交換しました。
またばらすの面倒ですからね。

後はもとに戻すだけです。ネジが余らないようにね^^;

8.最後の詰め
さて、無事に組み立て終わったら起動してみます。
画面が映ったら、一安心。
しかし、こんなエラーが出ると思います。
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0251:System CMOS checksum bad – Default Configuration Used

CMOSバッテリを交換したからですね。BIOSがリセットされたということです。
素直にF1押して起動を続けてください。

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おっと、あとBIOSをリセットしたので、

    必ず日時は修正してください!

以上です。
今回は長かったですね。お疲れ様でした。

 

VAIO SVF15AC1CN(SVF15A78CJB) のHDD交換

久しぶりの更新ですヘ(。。ヘ)☆パシッヽ(^^;)
とりあえず、もう少し分解ネタが続くと思います。

で、今回はVAIO SVF15AC1CN(SVF15A78CJB)を分解、HDD交換をしたいと思います。
比較的新しい機種ですね。

そもそもノートPCの分解はいくつかのパターンがあります。
1.裏側のネジを外せばカバーが外れる
2.裏側の一部のネジを外し、表側のキーボードなどを外して中にアクセスする
3.上記の混合型、独自型

今回は1のパターンに近いですね。比較的簡単な(=あまり面倒でない)方です。
でもHDDの交換としては面倒な部類です(-_-;)
当然、それなりの技術などは必要ですので、自信のない方は手を出さないように。
また、この記事を参考に何らかの被害があっても一切関知しません。
自己責任でお願いします。

いつもの免責事項案内が終わったところで、早速作業開始です。

1.まずは光学式ドライブを外します。
通常はバッテリから外すのですが、これはバッテリ交換できないタイプなので。
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四角で囲まれている部分のネジを外すと、
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こんな風に光学式ドライブを引き出すことができます。
ドライブを抜き出した下にもネジが有ることに注目です。

2.裏側のネジを全て外します
見えているところのネジは全て外します。何も難しいことないですね。
ドライバはPH1で良かったはず。
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3.裏側のカバーを外します
裏のカバーは爪で止まっているので、横側からヘラなどを使って優しく持ち上げ、外していきます。
写真はありませんが、慎重に作業してください。

4.あとはHDDを外すだけ。
HDDがお目見えしましたね(^^ゞ
あとはHDDを外して交換してください。ここで悩むようなら、やめたほうが良いです。
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この後、外したHDDのクローンを作成(今回はお客様の用途を鑑みてSSDに交換しました)、組み込んで起動を確認します。ただ、今回はあまりにもシステムの損傷がひどかったので、リカバリすることになりました。

 

SONY VAIO PCG-6JIN HDD交換

久しぶりの投稿です。

今回は、VAIO PCG-6JINのHDD交換用分解手順です。
少々、古めのノートPCで、以前CPUの交換をしたやつですね。
今回は、パフォーマンスアップのため、HDDをSSDに交換するための分解作業です。
ですが、CPUは簡単に交換できるのに、HDDの交換は少々敷居が高かったです^^;
普通と逆ですねぇ。

なお、今回使用する写真では、見えるネジはことごとく外していますが、基本的には印の付いているところだけを、外すだけで、作業は可能です。

※作業は自己責任にて慎重に行ってください。万が一このブログを参照してノートPCなどを分解し、損害を被っても、当ブログは責任を負いません。

 

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とりあえず外せる裏蓋とバッテリーは取り外します。

続いて、赤い四角で囲まれているネジを外しましょう。

上のほうの一つはキーボードを固定しているネジで、下の3つはパームレストを固定しているネジの一部です。

あとでひっくり返すのが面倒なので、先に外してしまいます。

他のいっぱいあるネジは完全分解の時以外は関係ないですね。

 

 

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次に、ひっくり返して、キーボードを外します。

上の方(ファンクションキーの方)に爪で止まっているので、慎重に小さなヘラなどで、外し、浮かし、写真のようにひっくり返します。

マイナスドライバを使うときは傷つけないように気をつけてください。

フラットケーブルが繋がているので、くれぐれもむりやり引剥がしたり、急に持ち上げたりしないように。

ひっくり返したら、フラットケーブルを慎重に外して、キーボードを取り外します。

フラットケーブルはロック(?)されているので、慎重にロックを外して、取り外しましょう。むりやり抜くのは厳禁です。

たまーに無理やり抜いたり、入れたりするフラットケーブルもありますけどね。

 

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キーボードを外したら、四角の部分のフラットケーブルとネジを外します。

フラットケーブルはパームレストのトラックパッドとICカードリーダー用ですね。

フラットケーブルは下記写真のように爪を上にあげて、ロックを外してから、抜きます。

全て外し終わったら、パームレストを下にずらして、はずしてください。

 

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やっとHDDが見えましたね(-_-;)

HDDはやはりふらっとなケーブルでつながっているので、赤い四角部分の2つのコネクタを上に持ち上げる感じでぬきます。テープでくっついているで、注意。

その後、赤丸部分のネジを外して、慎重にHDDをとりはずします。

あとはコネクタ一体のフラットケーブルとマウンターネジをはずしてHDDを取り外し、データをクローニングした後、交換します。

 

 

 

パソコンの電源が入らない場合

最近、なぜか多い依頼が「パソコンの電源が入らなくなった」
というもの。

行ってみたところ、本当にまったく反応がないものもあれば、Windowsが起動しないというパターンも有ります。ここでは一切電源が入らない場合のパターンを紹介します。

1.プラグは刺さっているか

 一番単純なパターンですね^^;
サポートセンターなどでは、最初に聞かれると思います。実際、少し動かした際に少しゆるくなった、足で電源タプを蹴っ飛ばして抜けかかっている等が原因? 一見刺さっているように見えても、押し込んでみたらグイッと入ったということはタマにあります。
モニタがつかないという場合などでも同じ原因の場合があります。

2.内蔵電池(CMOS電池)切れ

 パソコンの中にはCMOS電池という電池が入っています。これはパソコンのマザーボードの設定や時刻設定を保存しておくために使用されます。といっても使う電力はたかが知れているので、3~5年はモチます。
デスクトップPCではほぼ全て。バッテリで代用すればいいじゃないと思いがちなノートPCでも一部使用しているメーカーが有ります。
 ところが、これが切れると全く起動しなくなる事が多いです(例外もあります)。これが切れる兆候として「Windowsの日時が起動するたびにズレる」という現象がでます。

また、「電源プラグを抜いている、またはスイッチ付き電源タップを使用して、毎回スイッチを切っている」と電池が早めに切れます。
 電池はコンビニや100円ショップでも売っているCR2032というボタン電池を使用しているものがほとんどです。ただし、昔のMac(PowerMac以前のデスクトップ)や昔のノートPCでは見たこともない電池を使用している場合があります。この場合、電池代は700円~1500円くらいまで高くなる場合が多いです。
 交換にはパソコンのケースを開けたり、場合によっては大幅な分解が必要な場合があります。また、取り外しの際に電池ホルダーを壊してしまう場合もあるので、比較的慎重に作業してください。
電池の電圧は3.1~3.2V以上が目安です。取り外して、テスターで調査してから交換を試してみてください。
自信がない場合には、業者に依頼するのもありでしょう。

3.電源の故障

 この辺りからそれなりの金額がかかってきます。また、自分で作業するにはハードルが一気に高くなります。集会所クエスト上級クラスですね(≧▽≦ヘ)バキッ☆\(-Θ-:)

 購入後5~6年経過しているPCだと、電源ユニットの故障である可能性が高くなってきますね。
多くは電源ユニットの基板にある電解コンデンサというパーツが劣化・故障している場合がほとんどです。一応電源は入るけど、起動しないという場合もありますね(HDDなどに供給する電圧だけが足りなくなるパターン)。
 見分けるには
まず、電源のファンが回っていない事を確認。>ファンが回っているなら電源ユニットは正常である可能性が高い。
後は専用の電圧確認機器を使用したり、ばらしてみたりします。電圧確認をする機械はそれほど高くありませんが、あまり一般の方が買うようなものでも無いですね。

 この場合は電源ユニットを交換するのが手っ取り早いです。が、スリムタイプや一体型だと普通のタワー型より入手が難しい場合が多く、高価ですし、交換も難しいことが多いです。
 お客様の希望によっては内部のコンデンサだけを交換するというサービスもしております。いままで、10件前後は(執筆時まだ創業2年ぐらいなので、こんなものです(T_T))このやり方で対応していますが、100%成功しています。また、すぐにダメになったという報告も今のところないですね。
 このやり方はパーツ代が安く済むのがメリットです。といっても、ちゃんと日本製の高性能なコンデンサを使用しますので、普通のコンデンサよりは高くなります。といっても1個数百円とかですけど(^^;

4.電源スイッチの接触不良

 一応確認したいのが、「電源スイッチ」。これがうまく電源ボタンと連動していない、接触不良などで、うまく通電しないなどの原因である場合が、極稀にあります。

 とりあえず、ボタンを介さずに直接スイッチを押してみて電源がつくかどうかを試してみましょう。
ダメなようなら、ダメ元で接点復活剤スプレーなどをかけて、何度か動かしてみます。
もしあるなら、廃品の電源スイッチをマザーボードの所定の位置に指してみて、動くかどうか試せば、確証が持てますね。電源スイッチには基本極性がないので、ショートなどの危険性はありませんし。
スイッチがない場合にはスイッチ部分の端子をショートさせればスイッチを入り切りできます。
でも、ちょっとハードルが高いかも?
それでもダメな場合は、ちょっと面倒です。
 電源スイッチはある程度バラせるなら汎用部品でいけるパーツなのですが、メーカー製PCの場合は組み込みパーツになっていて、容易に手にはいらない場合があります。
・なんとか型番をしらべて、アメリカから輸入する
・中古で安く入手して流用する
・無理やり汎用パーツを取り付ける
などの対処法が一応あります。
本当はメーカーがパーツごとに売ってくれれば良いんですけどねぇ・・・

5.その他、マザーボード等の故障

 電源も問題ないならそれ以外の問題となります。
 マザーボード本体、メモリなどですね。
とりあえず、マザーボードのBIOSアップデート、メモリの付け直し(可能なら一時的な交換)などを試します。
CPUがダメな場合は電源ぐらい入ったり、ビープ音がなったりするので、あまり考えられないかな。
 いずれもダメとなると基本買い換えたほうが安くなる場合が多いです。メーカーによってはマザーボードに付いているLEDの点灯具合やビープ音で確認できることもありますが、ファンが回っていたり、ビープ音が出るということは電源自体は入るはずなので、ちょっと今回の趣旨からは外れていますね。

以上パソコンの電源が入らない場合の傾向と原因と対策でした。

 

マザーボードの修理

マザーボードが故障することは、稀にありますが、もっとも多いのがコンデンサの不良です。特に2005年前後のPCまたは5年以上経過したPCなどによく見られます。
そこで、今回はマザーボードのコンデンサ交換を紹介してみようと思います。

1.不良コンデンサの確認

こちらが今回交換するコンデンサの写真。コンデンサの中でも「アルミ電解コンデンサ」というパーツです。
コンデンサは中に電気を貯めこむことで、電気の整流や周波数コントロール、直流から交流への変換などに利用されます。
このアルミ電解コンデンサは容量は大きなものが作れるのですが、経年劣化すると膨張したり、なかの電解液が漏れてきたりします。こうなると使い物になりません。
以下の写真にいくつか交換対象の電解コンデンサがありますが、お分かりになるでしょうか?

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2.コンデンサの取り外し

不良のあるコンデンサは取り外して、あらためて新しいものに交換します。コンデンサには容量や耐電圧がありますので、ちゃんと確認しましょう。確認しづらい場合には、一度取り外してからパーツを購入することになります。一気に作業できるかできないかぐらいの差ですけどね。
マザーボード用には超低ESRアルミ電解コンデンサを使用します。つまりノイズがものすごく少ないということですね。また、日本製を選ぶのが良いです。おおよそ故障で上がってくるのは昔の台湾製です。LSIやCPUでは韓国に遅れを取っていますが、こういった細かいパーツはまだ日本製の信頼性が世界一高いですね。
 今回、新しく購入したのは日本ケミカルの6.3v1800μFという規格になります。

・コンデンサはハンダで固定されているので、それを溶かして抜いていくことになります。ただ、長年経過している上に、マザーボードなどに使用されている無鉛はんだは非常に溶けづらいです。というか、まず溶けません。
 そこで、まず呼び水的にハンダの上からハンダを盛ってやります。

・続いて、コンデンサを片側に軽く押しながら、コテを当ててやります。うまく溶けたら、クイッとずれてくれます。これを左右で繰り返します。ある程度抜けたら、ハンダ吸い取り器などでハンダを吸い取ってやります。でないと、ハンダが穴を埋めてしまって、苦労します^^;
 ハンダは柔らかいので、穴が埋まってしまったら、0.5mm程度のピンバイスで穴を開けても良いかも。大きめの100円ショップでも口径固定のタイプが売っています。

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こちらが取り外したコンデンサ。一つは液漏れしてますね。当然電解液がマザーボード側に付いているので、無水アルコールを染み込ませた綿棒で丁寧に綺麗にしてやります。

3.いよいよ交換。そして起動

あとは新しいコンデンサに交換するだけです。
ただし、通常電解コンデンサには極性(+-ね)があるので注意。コンデンサ本体の白いラインが入っている側がマイナスです。

すべての作業が終わったら、再度組み付けし、起動します。BIOS画面が出てきたら、成功です。

マザーボードは多層になっている上に、細かい配線が縦横無尽にはしっています。傷つけてしまったら当然起動しなくなります。コンデンサのパーツ代は1つ100円前後と安く済むのですが、繊細な作業となりますので、ハンダ付けにある程度慣れてから行うのが良いでしょうね。あと、道具の良し悪しは重要です。

できれば、
温度制御はんだこて

3C型こて先

こて台

自動はんだ吸取器
(これは普通のハンダ吸い取り器やハンダ吸い取り線でも可)

なんかを揃えると、とっても便利。とくにハンダごては温度調節付きでないとどんなハンダ作業もあまりうまくいきません。
まぁ、こんな作業をやろうという人は、たいていハンダ付けに慣れている人でしょうけど(^^;

 

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VAIO SZ90SのCPU交換

数カ月前にお客様のところで作業した際、「これうまく起動しなくなったからあげる」と言われて、VAIO VGN-SZ90Sというノートパソコンを頂いて参りました。ただ、この時は忙しかったうえに、ACアダプタを紛失したということで、本体のみの引き上げ。故に起動もせずにしばらく放っておいたのです。今回はちょっと暇もできたし、ちょいとこれを使えるようにしてやろうかいという企画。

1.VAIO VGN-SZ90Sについて
言わずと知れたソニーのノートPCで、当時一番の高級機だったのではないかな?
ただ諸元はすでに時代遅れですね。
CPU:Core Duo T2600 2.16GHz
チップセット:インテル 945GM Express チップセット
メモリ:2GB(DDR2)
HDD:120GB 2.5inch SATA
グラフィックチップ:NVIDIA GeForce Go 7400 with NVIDIA TurboCache+
インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター 950
(スライドスイッチで切り替え)
液晶ディスプレイ:13.3型ワイドWXGA(1280×800) TFTカラー液晶[クリアブラック液晶](スリムLED)(多層ARコート)

とこんな感じ。

2.まずは修復

とりあえず、通販でACアダプタを入手。なんか中国から直接買い付けている業者から、メーカー直販より安く入手しました。
起動してみると、XPが起動しようとするもブルースクリーンがでます。
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エラーコードは0x0000008E
うーん、これはメモリ不良かなぁ。とりあえず、メモリを一旦外してからスロットを清掃、静電気除去ブラシでチョイチョイと払ってから再取り付け。ついでにWindowsのディスクから起動して、システム修復しました。
 ま、あっさり起動するようになりました(^^)
メモリそのものは故障していなくてよかったです。
とりあえず、お客様のデータは完全に消去。データリカバリディスクを作成後、完全にフォーマットしてからリカバリしなおしました。
さすがに個人情報とかには気を使います。

3.CPU交換
メモリを外すときに気づいたのですが、この機種、CPUへのアクセスがすごく楽です。裏蓋の一部を外すだけでCPUからヒートシンクの先までアクセスできます。HDDも簡単にアクセス出来ればよかったのに(´・ω・`)

というわけで、Core Duoという時代遅れなCPUをもう少しだけ早いのに交換できないかな? と調べたところ、Core2Duo T7600というのまではいけるという情報がネットに転がっていました。さっそく、ヤフオクで検索。何度か入札失敗した後、数週間後に中古品を安く入手することに成功しました(^^)
通常落札価格の70%ほどの金額で落札できたのはラッキーだったと思います。

到着した所で、早速作業開始。残念ながらすっかりベンチマークを取ることを忘れていましたヘ(。。ヘ)☆パシッヽ(^^;)
まずは裏蓋をあけます
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CPUからヒートシンクまで丸見えですね。ヒートシンクは止めているネジを外せば比較的簡単にとりはずせます。グリースが固まっているので、少々ドライヤー等で温めてよると良いでしょう。

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取り外したらこんな感じ。ついでにヒートシンクに溜まっていたホコリも除去してやります。
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ヒートシンクやCPUについているグリースはキッチンタオルや綿棒に無水アルコールを染み込ませたもので、丁寧かつ綺麗に拭きとってやります。

CPUそのものはスロットの上部にあるマイナスネジを反時計回りに回してやれば外せます。6時あたりでちょっと引っかかるので、そっと力を加えてやりましょう。勢い余ってマイナスドライバで基盤を傷つけては大変ですからね。

CPUを無事にとりはずしたら、向きに注意して新しいCPUをそっと置き、マイナスネジを時計回りに回して固定してやります。きっかり9時のところまで回してやりましょう。

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CPUのダイ部分にグリスを塗り直し。写真の段階では、ちょっと多すぎたので、もっと薄く引き伸ばしました。あとは元通りにするだけです。

無事に起動することを確認して、ホット一息です。
実はこのあと、このVAIOをWin7にアップデートしました。XPのままじゃ1年でサポート切れるしね。まぁサポート切れてもしっかりセキュリティ対策していれば、更に数年は大丈夫なんですけど(そのぐらいになるとハードウェアがだめになるです)
といっても、公式ではサポートしていないため、結構大変。それと、チップセットがAHCIモードに対応していないので、64bitではなく32bitです。
ドライバは以下のページなどにあるSZ94用などを流用しました。
ftp://ftp.vaio-link.com/pub/VAIO/ORIGINAL/
とりあえず、すべての機能がちゃんと使えるようにアップデート出来ました。
挑戦するなら、いつでも戻せるように、ちゃんとバックアップをとってからやりましょうね!
TrueimageやReflectの使用がおすすめ(微妙に不親切)。

ただ、作業途中でバッテリが死んでいることに気づきました。XPに一度戻しても認識すらしていなかったので、バッテリの中の基盤が死んでいるんでしょうね。これは修理するより中華製のサードパーティ製を購入したほうが良いでしょう。ただ、今回は持ち歩き用にするつもりはなかったので、そのままACアダプタ専用で使用することにしました。
Win7化は正直結構大変だったので、割愛します。自身のない方はやめたほうが幸せです^^;
必要スペックは満たしているのに、ドライバがなければまともに動かないWinさんって・・・・(´・ω・`)
OSXならインストールできるかできないかの2択なので、もっと割り切りが早いんですけどね。

こんな感じで、比較的今風に廃棄される予定だったVAIOを蘇らせることができました。
現在では家族用にほそぼそと活躍しています。

それでは!

 

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iMacG4の分解

すっかり、前回の投稿から間が開いてしまいました。
そして、ひさしぶりの投稿がiMacG4の分解、HDD交換、光学ドライブ交換です。
誰得なんでしょう(汗)

iMacG4 いわゆる雪見だいふくMACというやつですね。意外と、OSX10.5までは入れられるようですが、実用としては10.4まででしょうね。ネットやメール、DVD鑑賞くらいなら現役でいけると思います。
だいぶ前にHDD不良? DVD光学ドライブ不良なジャンクを入手したのですが、全く手をつけていませんでした。
 ようやくちょっと暇ができたので、治してみたいと思います。

必要な道具は プラスドライバ、T8トルクスドライバ、T10トルクスドライバ くらいだったかな

1.IMG_1850_R
底辺から開けるので、まずは横倒しにします。液晶を傷つけないようにダンボールを引いた上に寝かせました。上下左右にプラスネジがあるので、外します。ネジは取れないようになっていますので、いつまでも回し続けないように(^^ゞ
完全に緩んだら、底板を外します。プラスドライバの出番はここだけ(^_^;)

2.IMG_1853_R
メモリとAirMac(無線LAN)カードが見えますね。これは外さなくても分解可能です。
四隅にトルクスネジがあるので、これを外します。

3.IMG_1854_R
中につながっているコードがあるので、ぶっちぎりしないように、慎重に外します。
というか、埃がすごい! まずは簡単にホコリ掃除をしました。マスク必須かも・・・

4.IMG_1855_R
とりあえず、IDEのケーブルを外します。HDD用と光学ドライブ用の2つが刺さっています。
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IDEのケーブルを外したら、電源ケーブルが見えたので、これも外します。
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横にいたグラフィック用とおもわれるケーブルも外しちゃいましょう

なんと、マザボの表側にもメモリ(しかもデスクトップ用)がいます。なんつう変な作りなんだ・・・

5.IMG_1858_R

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雪見だいふくのドームの方に付いている光学ドライブとHDDのマウンタを外します。これもトルクスネジですね。銅テープで止まっているパンチ板もさくっと外しちゃいます。

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外したあと。うわーここにも埃がいっぱい(T_T)

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慎重に電源ケーブルやIDEケーブルを抜いて取り出しました。
ここまで来たら一段落ですね。

6.IMG_1864_R
HDDには薄いプラ板がひっついているので外しちゃいます。なんの意味があるんだろう?

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横にあるトルクスネジを外して新しい(?)光学ドライブとHDDに差し替えします。

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光学ドライブは先にトレイの先っちょとプラのカバーを外しておきます。
先っちょは写真で見える爪を外して、下にスライドすれば外れます。
プラのカバーも爪で止まっているだけですので、それほど苦労しないで外せるでしょう。

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で、こんな感じにしたら、組み立てます。

バッチリ、HDDも光学ドライブも認識して、OS(手持ちの使っていない奴)をインストールできました(^^)

といっても、(私はMacをすでに数台使っているので)使い道はあまりないです。
彼には静かな余生を送っていただきましょう

ではでは

 

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